当社が塗装するために一番心がけている事は、十分な塗膜性能を確保する事です。 そのためには、必要とされる工程を正確に遵守する事が要求されます。特に、前処理工程はその塗装の本質を決定づ けるほどの重要な工程です。脱脂不良は、塗膜の密着性を著しく低下させます。また、化成被膜を施す事により、高 い防錆力及び密着性を高める事が出来ます。塗装のみで高い要求に応える事は塗膜性能上限界があり、経済性の面からも不利です。 |
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当社は、アルカリ脱脂及び燐酸亜鉛被膜を大型の水槽(2800w×2400h×2400d)による浸漬方法にて行います。 粉体塗料と燐酸亜鉛被膜の相乗効果により優れた塗膜性能を供給する事が出来ます。 また、塩害等の対応として、2コートによる重防錆仕様を用意しております。(下塗り⇒エポキシ系粉体プライマー,上塗り⇒ポリエステル粉体塗料) ※当社においては、形鋼等の黒皮(スケール)の付着した材料は化成処理できません。 |